災害鍼灸

被災地での鍼灸ボランティア活動

3月末はヘアカット&ボディケアで(私はボディケアで)、4月頭は後方支援という形で石川県へ災害ボランティアに行ってきました。
3月末は友人・知人たちが全国から集まって行ったのですが、金沢から珠洲市まで3時間以上、往復6時間以上だったので少し移動に疲れましたが、道の崩れたところや壊れたお家を見て、しかもそれが大きな被害のない金沢市から1時間くらいのところ、能登半島に入った直後くらいから続いた事などからその被害の範囲の大きさに現場に行ってみないとわからない事をたくさん感じました。ニュースではあまり見なくなってしまいましたが、壊れたお家がまだそのままである現状を目の当たりにしてびっくりしました。石川県、広い!
少しでも目の前の人に笑顔になって欲しいとの発起人の想いに、鍼灸サロンRootyも、サロンに来てくださる方々の笑顔の為にという理念がありとても共感し参加させて頂きましたが現地の方々が3カ月ぶりのヘアカットをし、待っている人たちがその仕上がりにみんなで「いいね、素敵になった」と言い合っている事にこちらが心豊かな感情になりました。
改めて一緒に行ってくれた仲間と、がたがたの道を長時間運転をしてくれた仲間に感謝です。
私も、精一杯時間の許す範囲内でできる事をして参りましたが、とても喜んで頂けた安堵感と同時に少しでもお元気でいて欲しいとご自身でできる簡単な体操やストレッチなどもお伝えして参りました。どうぞ続けてくださいますように。
2回目の4月頭はサロンのお休みをいただいて、鍼灸の団体から行ってきました。
個人情報なので、私が鍼灸治療をさせて頂いた方々のお体の状態はここに書けませんが、時間の経過と共に現場で必要とされる事はどんどん変化している事やまだまだ被災地の復興には私が考える以上の時間がかかる事を実感しました。
一方で道路の再建は日々行われており、毎日道路状況が変わる事にも驚きました。
震災は明日は我が身です。だからこそ他人事にはできず鍼灸師・アロマセラピストとして今できる事をと想い現地に行ってまいりましたが、このブログをご覧頂く方が募金や、もしくは次のご旅行に石川県を選んで頂けたらな。と思います。
人の心や体はついついこういった時に後回しにされがちです。もちろん、衣・食・住が第一です。ですが同時に皆さんの健康もとても大切な事です。
毎日ぐっすり寝られない、身体がこわばった感覚がする、呼吸が小さい気がする、頭が重だるい、などいわゆる病名がつかない不定愁訴は、身体のサインです。
ご自身でもしっかり身体のサインに目を向けて頂いて、自分を後回しにせず是非少しでも体のサインが出た時には、来て頂きたいと改めて思いましたし、同時に私ももっと勉強を重ね、日々の皆様の健康のサポートができるように。と身が引き締まる想いです。
大きな出来事が起こってからではなく日々、自分の体に目を向ける事、それが血圧を測る。だったり動かしてみる。でもいいですので、チェックしてみてくださいね。
写真は道中で見えた海の写真です。とても穏やかでしたし、現地で食べた海鮮(お寿司)がとてもおいしかったです。

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